美容外科でできること

「美容外科」と聞いて、みなさんはどのようなものを想像しますか?一般には「美容整形」をするところ、というイメージでしょう。女性なら誰でもより美しくありたいもの。実際に美容外科に行ったことがある、とまではいかなくとも、「もう少しここがこうだったら…」「この部分をこうするにはどれくらいの金額がかかるものなのかしら…」くらいは想像したことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、金銭的な部分での敷居の高さや、手術に対する抵抗感、世間からのネガティブなイメージなどで、まだまだ日本では一般的に浸透しているとは言い難いのが実情でしょう。一方お隣の国韓国では、大学の入学祝いに親がプレゼント、お昼休みにクリニック通い、芸能人でさえ整形事実をカミングアウトするといった具合に、かなりオープンな印象です。

日本においてもみなさんが「美容外科」を詳しく知ることで、もしかするともっと身近に感じられるものになるかもしれません。

では、そもそも美容外科ではどんなことができるのでしょうか。

そもそも美容外科とは、身体各部の表面器官・組織(例えば眼・鼻・顔面・皮膚)の形状に機能的には支障がないとしても、それが原因で精神的負担をもたらすのであれば、美的に形成して負担の除去や軽減を図ろうとする医療のことです。

医療ですから、美容を目的とする点ではエステサロンと一緒でも、内容としては手術まで踏み込むことができ、これが利点なわけですが、この手術ありきという部分が一部の批判にさらされ易いことも確かです。しかし美容外科でできることは、何も骨格を変えたり、どこかを切ったりすることばかりではないのです。

例えば、顔に関して、アンチエイジングを含むプチ整形と呼ばれる、本当に一部だけの身体への負担が最小限のものもあれば、身体のラインに関して、エステサロンよりも効果的な痩身を見込める施術、そればかりか脱毛やワキガ・多汗症などの悩みに対する施術など、女性の悩みに関してかなり広い部分をカバーしているのです。

なかでも、痩身や脱毛などに関しては、美容外科では行ったことがない方でも、エステサロンでの施術を体験された方は多いのではないでしょうか。では、この2つの項目に関して、美容外科での施術内容を詳しくみてみることにしましょう。